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    安倍首相在世界经济论坛年会上的发言 发表时间:2014年02月13日 | 发表人:

    平成26122

     

    スイスダボス、コングレスホール

    シュワブさん、ご紹介ありがとうございます。大統領閣下、続いてお話できるのは、何よりの光栄です。

    さて、「アベノミクス」と、私の経済政策は呼ばれています。誰が名づけたのかは、知りません。自分の名前を呼び続けるのはちょっと抵抗がありますが、ここは、この言葉を使わせてください。

    大胆な金融政策という、第一の矢、機動的な財政政策という、第二の矢、そして民間投資を喚起し続ける、終わりのない第三の矢。

    日本経済は、長く続いたデフレから、脱け出ようとしています。今年は、春に賃上げがあるでしょう。久方ぶりの賃金上昇で、消費が伸びます。

    日本の財政状況も、着実に改善し、財政健全化の軌道に乗りつつあります。

    日本とは、黄昏の国である。――そんな、論調がありました。成熟の極みにある国に、成長の可能性などない。さも当然のように、そうした主張がなされていました。私が今回総理となる前の情景です。

    いまは、さっぱり聞かれません。成長率は、マイナスから、プラスへと、大きく変化しました。オリンピックパラリンピックが、あと6年で東京に来ることも、人々の心を明るくしました。日本に来たのは、黄昏ではなかった。新しい、夜明けでした。

    昨年終盤、大改革を、いくつか決定しました。できるはずがない――。そういう固定観念を、打ち破りました。

    電力市場を、完全に自由化します。2020年、東京でオリンピック選手たちが競い合う頃には、日本の電力市場は、発送電を分離し、発電、小売りとも、完全に競争的な市場になっています。

    日本では、久しく「不可能だ!」と言われてきたことです。

    医療を、産業として育てます。

    日本が最先端を行く再生医療では、細胞を、民間の工場で生み出すことが可能になります。

    日本では、久しく「不可能だ!」と言われてきたことです。

    40年以上続いてきた、コメの減反を廃止します。民間企業が障壁なく農業に参入し、作りたい作物を、需給の人為的コントロール抜きに作れる時代がやってきます。

    日本では、久しく「不可能だ!」と言われてきたことです。

    これらはみな、昨年の秋、現に、決定したことです。

    加えて、昨日の朝私は、日本にも、Mayo Clinicのような、ホールディングカンパニー型の大規模医療法人ができてしかるべきだから、制度を改めるようにと、追加の指示をしました。

    既得権益の岩盤を打ち破る、ドリルの刃になるのだと、私は言ってきました。

    春先には、国家戦略特区が動き出します。

    向こう2年間、そこでは、いかなる既得権益といえども、私の「ドリル」から、無傷ではいられません。

    世界のトップクラス入りを望む都市では、容積率規制がなくなります。文字通り、青空だけが限界です。質の高い住宅とビジネスのコンプレックス、ゼロエミッションタウンが、次々と登場するでしょう。

    TPPは、私の経済政策を支える主柱です。欧州とのEPAも進めます。日本はこれから、グローバルな知の流れ、貿易のフロー、投資の流れに、もっとはるかに、深く組み込まれた経済になります。外国の企業人が、最も仕事をしやすい国に、日本は変わっていきます。

    日本の資産運用も、大きく変わるでしょう。12000億ドルの運用資産をもつGPIFについては、そのポートフォリオの見直しを始め、フォーワードルッキングな改革を行います。成長への投資に、貢献することとなるでしょう。

    法人にかかる税金の体系も、国際相場に照らして競争的なものにしなければなりません。

    法人税率を、今年の4月から、2.4%引き下げます。

    企業がためたキャッシュを設備投資、研究開発、賃金引上げへ振り向かせるため、異次元の税制措置を断行します。

    本年、さらなる法人税改革に着手いたします。

    古い産業に労働者を縛り付けている、雇用市場を改革します。新たな産業には、イノベイティブで、クリエイティブな人材が必要です。古い産業に「社内失業」を温存させていた補助金を、良い人材を求める新たな産業への労働移動の支援へと、転換します。

    少子高齢化が進む日本のどこに、イノベイティブで、クリエイティブな人材がいるのか。そう仰る向きがあるかもしれません。

    アリアナハッフィントンさんは、「リーマンブラザーズが、もしリーマンブラザーズ&シスターズだったなら、生き残れただろう」と仰いました。

    日本の企業文化は、いまだにピンストライプ、ボタンダウンです。

    いまだに活用されていない資源の最たるもの。それが女性の力ですから、日本は女性に、輝く機会を与える場でなくてはなりません。2020年までに、指導的地位にいる人の3割を、女性にします。

    多くの女性が市場の主人公となるためには、多様な労働環境と、家事の補助、あるいはお年寄りの介護などの分野に外国人のサポートが必要です。

    女性の労働参加率が、男性並みになったら、日本のGDP16%伸びるという話です。ヒラリークリントンさんのお話です。私は大いに勇気づけられました。

    企業のボードメンバーたちに対する、大いなる刺激も必要でしょう。

    24日からの国会に、会社法改正を提案します。これで、社外取締役が増えます。来月中には、機関投資家に、コーポレートガバナンスへのより深い参画を容易にするため、スチュワードシップコードを策定します。

    それらを実現させれば、2020年までに、対内直接投資を倍増させることが可能になります。

    そのとき社会はあたかもリセットボタンを押したようになって、日本の景色は一変するでしょう。

    地震と、津波、原発事故の三重苦が、日本の東北地方を襲った、2011年の311。あの日から、じき、3年が経ちます。

    あのとき、世界が寄せてくれた愛情に、日本人は、心から、慰められました。東北の復興は、到底終わっていません。私には、被災者の将来に対し、格別の責任があります。

    けれどもあの辛いさなか、いまだかつてない悲劇に見舞われた人たちは、互いに助け合い、涙をこらえて、苦境を乗り越えようとした。そこには、万人をうつ、気高い精神がありました。

    まさしくこの精神、相互に助け合う精神をもって、日本はいま、世界の平和に対し、これまで以上に、積極的貢献をなす国になろうとしています。

    カンボジアに日本がつくった母子保健センターは、同国の乳幼児死亡率を大きく下げました。フィリピンを恐ろしい台風が襲った時、わが自衛隊の活動は、感動的な支持を得ました。ジブチに拠点を構える自衛隊は、海賊から世界の船を守り続けています。

    どの一国といえども、一国だけで、平和を守ることができないように、世界が抱える課題の解決は、互いに思いやり、労わりあう、国と国、人と人の連携、協力によってしか、目指すことなどできません。

    新しい日本が、「積極的平和主義」のバナーをいま、掲げようとしている。ぜひ、頼っていただきたいと思います。

    アジアは世界の成長センターです。

    中国、韓国、ASEAN、インドやロシア、太平洋の対岸には、TPPのパートナー諸国。限りない可能性を秘めた隣人たちに、日本は囲まれています。世界経済発展のエンジンとなるべきこの地域にあって、どうしたら、平和と、繁栄を、恒久的なものにできるか。私は、常に思案しています。

    繁栄の基礎となるのは、人や物の、自由な往来です。海の道、空の道、最近では宇宙や、サイバースペース。かけがえのない国際公共財を安全で、平和なものとして守り抜く唯一の手段とは、法による秩序を揺るぎないものとすることです。

    そのために、自由、人権、民主主義といった基本的価値をより確かなものとすることです。この道以外、ありません。

    アジアにおいて平和と安定が損なわれれば、世界全体に大きな影響を与えます。アジアの成長の果実は、軍備拡張に浪費されるのではなく、さらなる経済成長を可能にする、イノベーションや、人材育成にこそ、投資されるべきです。

    アジアの平和と繁栄にとって、さらには世界の平和と繁栄にとって、必要なのは緊張でなく信頼、武力や威嚇でなく、対話と、法の支配です。

    アジア地域を、武力と威嚇でなく、信頼と秩序の地域としていくために、最後に私は、アジアと、そして世界へ向けて、訴えたいと思います。

    われわれは、アジア地域において、際限なく軍備が拡張されることを抑制しなければなりません。

    軍事予算を徹底的に透明にし、検証可能なかたちで公表すべきです。危機管理のためのメカニズム、軍同士のコミュニケーションチャネルを整備すべきですし、海洋に関する国際法に基づいた行動を促すルールを、整えていかないといけません。

    その先にこそ、誰もが能力を開花させることができる、アジアの成長と、繁栄が実現できると、私は確信します。

    日本は、不戦の誓いを立てた国です。世界の恒久平和を願い続ける国です。

    「アベノミクス」によって活力ある日本を作り出し、地域と、世界に、平和と、繁栄をもたらしたい。そう願ってやみません。

    ご清聴、ありがとうございました。

     


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