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  • 安倍总理在“21世纪构想恳谈会 ”上的开场发言及会议纪要

    安倍总理在“21世纪构想恳谈会 ”上的开场发言及会议纪要 发表时间:2015年02月28日 | 发表人:

    2015年 2月 25日 (星期三)

     
    首先,非常感谢21世纪构想恳谈会的各位委员,今天在百忙之中汇聚一堂。
    今年,恰逢战后70周年,战争结束后出生的孩子,今年也将迎来70周岁。在上次大战中,约有310万同胞丧生。坚强走过战后焦土废墟的日本人,下定决心维护和平,辛勤劳动守卫家人,为使生命之火世代传承,筑起了日本的复兴之路。我们今日得以享受的繁荣与和平不就是因为他们的付出而取得的成果吗?
    在上次大战中战败的日本,战后重新被国际社会接纳。我国在反省上次大战的基础上,创建了自由、民主、保护人权和尊重法治的国家,并且作为和平国家和美国的同盟国,在战后70年间,日本始终支撑着亚太地区的和平与繁荣。与此同时,我国作为国际社会的一员肩负着重任,在向发展中国家提供政府开发援助(ODA)、维护和平以及支持民主化等方面,发挥了巨大的作用。日本坚持的这一和平国家之路,今后也绝不会发生改变。21世纪,在基于国际协调主义的“积极和平主义”的旗帜之下,为实现国际社会的和平和富足,为人们带来幸福,日本决心发挥较以往更大的作用。
    希望各位委员,从现在开始到今夏为止,对手中资料所提出的论点进行讨论。
    如何思考20世纪的世界与日本的历程?我们应从20世纪的经验中汲取怎样的教训?
    日本,在战后70年间,根据20世纪的教训,走过了怎样的道路?特别是应如何评价战后日本的和平主义、经济发展以及国际贡献?
    日本战后70年,是如何与美国、澳洲、欧州各国,以及尤其是以中国和韩国为首的亚洲各国进行和解的?
    以20世纪的教训为基础,如何描绘21世纪的亚洲与世界的愿景?日本应作出怎样的贡献?
    在战后70周年之际,我国应采取怎样的具体措施?
    未来的基石是无法阻隔过去的。其中就有我刚才提到的对于上次大战的反省、战后70年的和平国家之路,以及建立在此基础上的未来80年、90年、100年。我希望在听取诸位意见的同时,思考日本今后应为亚洲太平洋地区和世界进一步作出怎样的贡献、未来日本应成为怎样的国家。
    衷心期待集诸位睿智的精彩讨论。
     
    20世紀を振り返り21世紀の世界秩序と日本の役割を構想するための有識者懇談会
    (「21世紀構想懇談会」)
     
    第一回議事要旨
    1.日時:平成27年2月25日 17:30~18:20
    2.場所:総理大臣官邸4F大会議室
    3.出席者
     
    「21世紀構想懇談会」メンバー
    西室 泰三     日本郵政株式会社取締役兼代表執行役社長
    日本国際問題研究所会長【座長】
    北岡 伸一     国際大学学長【座長代理】
    飯塚 恵子     読売新聞アメリカ総局長
    岡本 行夫     岡本アソシエイツ代表
    川島 真        東京大学大学院准教授
    小島 順彦     三菱商事株式会社取締役会長、
    一般社団法人日本経済団体連合会副会長
    古城 佳子     東京大学大学院教授
    白石 隆        政策研究大学院大学学長
    瀬谷 ルミ子 認定NPO法人日本紛争予防センター理事長
    JCCP M株式会社取締役
    中西 輝政     京都大学名誉教授
    西原 正        平和・安全保障研究所理事長
    羽田 正        東京大学副学長
    堀 義人        グロービス経営大学院学長、
    グロービス・キャピタル・パートナーズ代表パートナー
    宮家 邦彦     立命館大学客員教授
    山内 昌之     明治大学特任教授
    山田 孝男     毎日新聞政治部特別編集委員
     
    政府側
    安倍 晋三     内閣総理大臣
    菅 義偉        内閣官房長官
    加藤 勝信     内閣官房副長官
    世耕 弘成     内閣官房副長官
    杉田 和博     内閣官房副長官
    古谷 一之     内閣官房副長官補
    兼原 信克     内閣官房副長官補
     
    議事概要
    (1)冒頭、菅官房長官が開会を宣言した。続いて安倍総理大臣が同懇談会に対する期待を述べ、この懇談会において議論をお願いする論点として、以下の5点を提示した。
    ·20世紀の世界と日本の歩みをどう考えるか。私たちが20世紀の経験から汲むべき教訓は何か。
    ·日本は、戦後70年間、20世紀の教訓をふまえて、どのような道を歩んできたのか。特に、戦後日本の平和主義、経済発展、国際貢献をどのように評価するか。
    ·日本は、戦後70年、米国、豪州、欧州の国々と、また、特に中国、韓国をはじめとするアジアの国々等と、どのような和解の道を歩んできたか。
    ·20世紀の教訓をふまえて、21世紀のアジアと世界のビジョンをどう描くか。日本はどのような貢献をするべきか。
    ·戦後70周年に当たって我が国が取るべき具体的施策はどのようなものか。
     
    (2)座長に西室泰三委員、座長代理に北岡伸一委員がそれぞれ選出された。西室座長は、戦後70周年という節目の年に、大変重要な任務を果たす懇談会の座長にご指名いただき、非常に光栄であると同時に、身が引き締まる思いであると挨拶した。また、総理から述べられた5点の諮問事項の1つ1つについて、ぜひ丁寧に議論を重ねてきたいと述べ、委員にそれぞれの率直なご意見をご提示いただき、英知を結集して次の世代を見据えてしっかりとした議論を行っていきたいとの抱負を述べた。続いて、北岡座長代理が挨拶をし、日本政治外交史を専門として教育と研究に携わっているという立場から微力を尽くして、厳粛な気持ちで任務を果たしたいと抱負を述べ、日本史と世界史を切り分けるのではなくて、世界の中で日本を考える視点が重要と述べた。
     
    (3)懇談会の運営方針として、懇談会は非公開とし、懇談会の議事要旨は、発言者名を付さない形で公開することが合意された。
     
    (4)各委員から自己紹介を兼ねた挨拶がそれぞれ行われた。委員から概要以下の発言があった。
    ·歴史の中に反省や教訓を持ちながら、未来を考えていく「ゆとりのある反省」と20世紀を振り返ってみるとそこには21世紀が見える「ふりかえれば未来」という二つの観点が重要。
    ·安倍総理は中東で「中庸」のメッセージを発したが、日本が本来の穏やかなプレゼンテーションを続けていくことが有用と考えられる。
    ·歴史に関する議論と言うと、往々にして敏感なものであり、我々は可能な限り史実に忠実になり、公平かつ誠実な態度で歴史に向き合っていく必要があると考える。
    ·我々は戦争、またその後について正面から取り組んできたのか、もう一度結果を見つめ直して、外へ向かって発信していけるような議論をしたい。
    ·総理から提示された5つの論点の中に示されている20世紀と21世紀、戦後70周年という時間の括り方は有益な視点を与えてくれる。
    ·歴史を鑑として未来に向かうということがよく言われる。1945年以前の歴史も重要であるが、それ以後の歴史も大事であり、これをもって未来への鑑としていく、そのような未来思考も重要と考える。
    ·日本の戦後の道のりを再確認し、今後の世界の中で果たすべき役割を考えることは時宜を得ている。
    ·戦後70年の日本の歴史に自信を持つべきであり、日本が勝ち得てきた信頼をどうやって維持していくかを議論したい。
    ·20世紀は人類史上かつてない規模で人権の踏みにじられた世紀であったと同時に、戦後70年間日本のたどった道は誇るに足る経験であった。このコントラストを総体としてどう引き受けていけるのか考えていきたい。
    ·世界の中の日本、アジア太平洋の中の日本という視点が重要。
    ·欧州の戦争、アジア・太平洋の戦争が、きちんと仕分けをせずに、時には同じような視点となったり、時には全く別の視点から考えられたりしており、理論的にも具体的にも問題意識を感じる。
    ·戦後の和解は中国や韓国だけではなく、米国、豪州、欧州を加えた和解であったことを踏まえ、全体を見ていくことも重要な点と考える。
    ·中国・韓国と東南アジアで日本に対する見方はだいぶ違っているという点をどう見るかについても関心がある。
    ·日本の行いうる国際貢献のポテンシャルについて、また、自衛隊やNGOが現場で実質的にどんな貢献ができるのかということも含め、対外的な日本の役割についても議論したい。
    ·国民が誇りをもって仕事をできるようなメッセージを発出したい。
    ·戦後の貢献に注視し、過去ではなく未来を見て、明るくなるような、夢のあるような議論をしたい。
    ·国民の意見や認識を引き裂くのではなく、コンセンサスを作っていくような議論をしたい。国民の中にはコンセンサスが形成されつつあると考える。
    ·国民の中に静かなコンセンサスがあるという見方に賛成するが、一方で、マスコミは分裂している。的確な日本語と的確な翻訳で発信していくことが重要。
    ·国際関係において政府だけではなく、人々や諸集団の影響が拡大しており、パブリック・ディプロマシーの重要性が高まっている。政府が表明した意図を他国の政府や人々に誤解が生じないようにすることがますます重要。
    ·この有識者懇談会は米国、アジア諸国などでも注目が高い。

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